総長は不良少女
 虐待受けてるんだぞ!?』


「それでもいいじゃん。


 あたしには家族が居ないんだよ」


『・・・っ!?』


「捨てられたんだ。」


嵐姫の冷たく鋭い視線は、


俺を捕らえて離さない。


「この気持ち…


 お前に分かるか?」


『……。』
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