甘きゅん【完】
蓮は、あたしがどんなに思っても、手の届かない存在なのかな―…って。


だって…
単純なあたしだから。


思ってることなんて、きっと、素通し。




用事もないのに、蓮に電話をかける理由も。
用事もないのに、蓮のまわりをうろつく理由も。
用事もないのに、こうして蓮の家に上がりこむ理由も。




きっと
蓮にはわかってる。



でも…
それでも無視しないのは…


あたし達が…幼なじみ…だから?

< 223 / 436 >

この作品をシェア

pagetop