甘きゅん【完】
頭に血がいかなくて、ぼーっとするあたしに、


「清水、どこいく気?
オレから逃げる気だっただろ?」


そんなことを笑いながら言って、


「あいつ等。
私立中行ったヤツと話してから来るから、先にまわってろってさ」


そんなことを言って、翼くんはあたしの腕から手を離した。


…そっか、わかった。


…って!?


「え?
翼くんと2人で!?」


驚きすぎて、いつもなら出ないような大きな声が出た。

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