甘きゅん【完】
だから
心いっぱいの――…


「ありがとう」


そして――…


「…す…」


―“好きです”―


そう言おうとした時――…


「まっさかぁ…。
あんな子が彼女のわけないじゃん」


「え―?
じゃあ、妹とか?」


「…にしては、ブサイクじゃない?
男の子は、超イケてんのに」


聞こえよがしの大きな声が聞こえてきた。

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