甘きゅん【完】
え?
好きって言えば、キスはもう終わりなんじゃ?


そう思ったあたしの心を読んだのか、


「言ったろ?」


キスの合間、顔の向きを変えながら煌大は言った。


「芽依みたいな女はさ?
オレがめちゃめちゃ可愛がってやるって。
男に――…
つーか、オレに二言はねぇから」


…って、それはそれで困りますぅぅぅ!

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