天の邪鬼な私とアイツ
ふたりきり
ボウリング
アイツはお店に入って、意外にもすぐ出てきた。
よくみんな引き止めなかったね。
「お前、ボウリングすんの?」
「なに、急に。」
本当行動が全然読めないよ…。
「アミューズパークの券。」
そういってアイツは制服のポケットから紙束を取り出した。
「個人賞の商品?」
「そ。」
…で、それが何?
「今から行こう。」
「え、なんで?」
もうちょっと言葉で説明してよ…。
「お前以外に誘う奴いないし。」
なによ、そんなこと言われたら嬉しくなっちゃうじゃない。
「友達と行きなさいよ。河西くんとか。」
「男と2人で行って何が楽しいんだよ。」
じゃ、私と2人は楽しいと思ってくれるの?
よくみんな引き止めなかったね。
「お前、ボウリングすんの?」
「なに、急に。」
本当行動が全然読めないよ…。
「アミューズパークの券。」
そういってアイツは制服のポケットから紙束を取り出した。
「個人賞の商品?」
「そ。」
…で、それが何?
「今から行こう。」
「え、なんで?」
もうちょっと言葉で説明してよ…。
「お前以外に誘う奴いないし。」
なによ、そんなこと言われたら嬉しくなっちゃうじゃない。
「友達と行きなさいよ。河西くんとか。」
「男と2人で行って何が楽しいんだよ。」
じゃ、私と2人は楽しいと思ってくれるの?