星くずmarch

ハッカーVSクラッカー




「桐島太兎(きりしまたいと)。
自称ハッカー。
事実ハッカー。
うちのライバル。
陸上部。


どう?
苺、狙ってみない?」


菓音が、苺へ聞く。



真穂は今頃、
なっつんのトコロに
いるのだろう。



菓音は、
自称クラッカーで、
事実クラッカーだ。



本来、
太兎と菓音は、
刑務所にいるべき
現状なのだが、なぜか。



平穏な日常を
過ごしている。



「ハッカーは、
相手へ迷惑をかける。
クラッカーは、
その知恵があるのにも、
関わらず。
ただ必要な部分をのぞくだけ。

うちはハッカーになるつもり、
ないんだ。」


苺は、うーん。
とうなって、
首をかしげている。


確かに太兎はイイコ。
美白で背も高いし、
ケンカも強い。
まあまあな顔立ちだし、
悪かない。




たったひとつ、
イイコ過ぎてバカな
トコロをのぞけば。




< 22 / 22 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

苺の庭

総文字数/1

青春・友情1ページ

表紙を見る
starline

総文字数/1

青春・友情1ページ

表紙を見る
キミに夢中!!

総文字数/1,965

青春・友情8ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop