君が好きで・・
「えっ?!」


せっかく寝ようと思ったのに・・


しかも・・・


苦手な数学であてられるなんて・・・


「早く!」

「はっ・・・はいはいはいはい!」

「証明の問題だ」

「ああ~・・」


僕は証明が大嫌いだ。

どうしよう・・


「えっとまず・・こう書いて・・それでこうして・・」


とりあえず適当に書いてみる。




・・・クスクス




わっ・・・笑われてる・・




「まっまあ間違いは誰にでもあることですし?!それにほら俺今学校来たばっかで頭パニックになってるんだよね!みんな優しいから理解してくれるよね!うん!」


「あほかお前!早く席につけ!」


「はっはい!」



はぁ・・・

なんで俺だけこんな恥ずかしいおもいしなきゃならないんだよ!


俺・・・かわろっかな・・・

性格も外見も。
< 9 / 34 >

この作品をシェア

pagetop