確信のない約束。【下】
「俺、凛と隣なんで邪魔しないでください♪」
「俺だって唯と隣だし!イチャつくけど許して~」
真司が健にバスの席のことで宣戦布告(?)してた。
席は後ろの方。
「ふたりだけって感じだな!」
「う、うん・・・///」
誰にも見えない席。
ふたりだけの時間が止まる。
やだ・・・恥ずかしい。
また少し背が伸びた真司がすぐ隣にいる。
心臓がトクンと波打つ。
「静かに」
そう言って唇を重ねてきた。