7 STARS
…姫乃の頭は回転が決して早い方ではない。
混乱は混乱を呼び、言葉もそれ以上は発せないでいる。
そんな姫乃の様子に気付いてか、晴彦はゆっくりと姫乃に近付いた。
「フルネームなんて、1度くらいしか言わなかったから覚えてないのも無理はないけど…。
それにしてもすっかり忘れてるんだからな…ヒメは。」
「…星川くん…だよね?」
「…ほんの何時間か前まで会ってたじゃん。」
「星川くんが…ハルくん?」
「俺のフルネーム、知ってるよね?」
「星川晴彦…ってハルくん!?」
「そーゆーこと。ちゃんとハルって入ってるから。」
「ホントだ…私全然…。」
「俺は一目で気付いたのに。」
「え?」
「まさか転入先の学校にいて、同じクラスになるとは思ってなかったけど。
顔見て、『あ、ヒメだ。』って思ったし、名前見て確信した。」
「……。」
バツが悪くて何も言えない。
…今の今まで気付かなかったなんて…。
「だから言ったろ?
『きっと、一人じゃない』って。」
そう言って晴彦はいたずらな笑みを零した。
混乱は混乱を呼び、言葉もそれ以上は発せないでいる。
そんな姫乃の様子に気付いてか、晴彦はゆっくりと姫乃に近付いた。
「フルネームなんて、1度くらいしか言わなかったから覚えてないのも無理はないけど…。
それにしてもすっかり忘れてるんだからな…ヒメは。」
「…星川くん…だよね?」
「…ほんの何時間か前まで会ってたじゃん。」
「星川くんが…ハルくん?」
「俺のフルネーム、知ってるよね?」
「星川晴彦…ってハルくん!?」
「そーゆーこと。ちゃんとハルって入ってるから。」
「ホントだ…私全然…。」
「俺は一目で気付いたのに。」
「え?」
「まさか転入先の学校にいて、同じクラスになるとは思ってなかったけど。
顔見て、『あ、ヒメだ。』って思ったし、名前見て確信した。」
「……。」
バツが悪くて何も言えない。
…今の今まで気付かなかったなんて…。
「だから言ったろ?
『きっと、一人じゃない』って。」
そう言って晴彦はいたずらな笑みを零した。