過去
第一章―私―
この頃は読書が好きで、
休み時間も自ら友達と遊ぼうとはせずにいたので
周りからは
「おとなしい」
「クール」
などと言われていた。

また、クラス委員や行事ごとの班長などを
積極的にこなしていたので
「賢い」
などとも言われていた。

そのような印象をもたれるのを
私は少なからず楽しんでいた。
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