トリップ少女

「私と一緒に…?」



「ええ。私はあなたと一緒にトリップして、今回みたいに何かあったらあなたをサポートする役よ。あなたが存分に物語遊泳を楽しめるようにね。」



そう言って微笑んだミランは非常に美しいが、どこか違和感があると若菜は思った。




「あなたは「ミランで良いわ。」」



「えっと、ミランは人間なの?」



「あら不思議な質問をする子ね。そうともいえるし違うともいえるわ。私はアルスランと同じ存在よ」



「同じ存在・・・」



多分“存在”というところが大事なのだろう



「ミラン、今は答える時期じゃないと思うぞ」
< 44 / 164 >

この作品をシェア

pagetop