月夜の太陽
『ローズ様、そろそろ戻りませんとシエル様がご心配なさいます』
「そうだね。リリア、暫くの間お店の周りの警備を固めさせてもらうわね。もし、何か気になることや変な輩が来た時は遠慮なく騎士団に言ってね」
「はい、ありがとうございます」
「エルグラムは騎士団のみんなに周知しておいてくれる?」
『城に戻り次第すぐに周知致します』
「ありがとう」
騎士団は国を守る為に存在している。
変な輩がうろついていれば警備を固めることなど当たり前のことだろう。
けれど、そんな当たり前のことだと思うようなことにもローズ様は笑顔でお礼を言う。
ルナもそういうところがある。
なんだかルナはローズ様に少し似ているような気がした。
「リリア、私たちはこれで失礼するわね。今度良かったらみんなでお城へ遊びに来てね」
「ありがとうございます。それでは、お言葉に甘えて、後日お城へお伺いさせて頂きます」
「楽しみにしているわ」
みんなで軽く会釈をすると、ローズ様は笑顔でエルグラムさんとお店を後にした。
「そうだね。リリア、暫くの間お店の周りの警備を固めさせてもらうわね。もし、何か気になることや変な輩が来た時は遠慮なく騎士団に言ってね」
「はい、ありがとうございます」
「エルグラムは騎士団のみんなに周知しておいてくれる?」
『城に戻り次第すぐに周知致します』
「ありがとう」
騎士団は国を守る為に存在している。
変な輩がうろついていれば警備を固めることなど当たり前のことだろう。
けれど、そんな当たり前のことだと思うようなことにもローズ様は笑顔でお礼を言う。
ルナもそういうところがある。
なんだかルナはローズ様に少し似ているような気がした。
「リリア、私たちはこれで失礼するわね。今度良かったらみんなでお城へ遊びに来てね」
「ありがとうございます。それでは、お言葉に甘えて、後日お城へお伺いさせて頂きます」
「楽しみにしているわ」
みんなで軽く会釈をすると、ローズ様は笑顔でエルグラムさんとお店を後にした。