近づきすぎて近づけなくて


「そんなこと・・・
ないもん」


必死に震える手を抑えてたつもりだった。




「お前、馬鹿か」



嫌な事を優しい声で言うから・・・・・


少し暖かい液体が頬を伝った。



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