ウサギとハゲ、もとい社長
引っ張られたその先はふかふかとしたベッド。
あたしの目の前には髪が垂れ下がっている社長と、隅に見える灰色の天井。
最早驚き過ぎて叫ぶことも出来なくなったあたし。
それを分かったのかニヤァと口角を上げ、だんだんとあたしに近づいてくる。
ちょ、待て!
早まるな!
と思っていても、金縛りにあったように何も行動を起こすことが出来ないあたし。
微かにかかるアルコールの効いた吐息、背中に回る手。
パチン、と音が聞こえれば次にくるのは無くなる圧迫感。