君のために僕は夢を見る
転校
海音様…



森原の声が私の部屋の前で静かに入ってきた。





なぁに…


海音は、落ち着いてそう言うと窓辺の椅子から立ち上がり森原のいる戸を開けた。






姫様…




森原はお化けのような顔でちかずいてくる

なに…

海音は本を片手に冷静を保つ
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