長年の想いにperiodを



***






「瞳!」



「あ、弥子」


教務員室を出ると、弥子が走って来た。





「今日・・・最後の発表だったよね…?」



「・・・・うん」



「どう・・・だった?」



弥子はじっと見つめてくる。






「---ダメだった」




「っ!!」




私が言った瞬間、弥子の目から涙が流れた。






「そ、そんな~・・・」


弥子はそのまま座り込んでしまった。



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