記憶の中で… 2


酔ってようがシラフだろうが、もうどうでもよかった。

トロンとした瞳で俺を見つめて、そんな言葉言われたら…。

「お前が悪いんだからな。」

そう言うとユキの上に覆い被さった。

ユキの甘い声に段々とエスカレートしていく。

ここは父さんたちのいる部屋からは離れてるから、 少々声を出したところで聞こえない。

ユキを抱いた初めての夜は緊張して、ユキの体はガチガチだったけど、今はそんなに力も入らず、素直に身を任せてくる。

ユキの内腿にキスをして、少しずつ上へと移動する。

「え?…いや、あの、ナツキ?」

急に足に力が入った。

「大丈夫。俺に任せて。」

少しずつ力が抜けていくと、俺の舌がユキの潤った部分を動き回った。

「う…あ…ああ…。」

体を仰け反らせながら声を出す。

そしてゆっくりとユキの中へと入っていった。

しがみついて何度も俺の名を呼んだ。




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