今夜も美味しいランデブー
「陶原 ダイスケ」
へー。
彼もリスト好きなんだ。
でも1枚って。
アタシと一緒で付き合ってくれるひといないのだろうか?
自分と同じだと思ったらなんかちょっと面白かった。
彼の名前を指でたどってみる。
丸い、子供みたいな字書くんだ、
このひと。
そしてアタシは彼の名前の下の欄に自分の名前を書く。
ふたりだけ並んだ名前を見てそれがなんだか可笑しくて笑いがこみあげてくる。
変なの。
「…納野さん?」
隣の子がアタシのそんな態度を変に思ったのか声をかける。
「え?あ?
なっなんでもないです」
慌てて答えるアタシ。