俺はカノジョが泣くのを3度見た【短編恋愛ショート版】
1☆転校して巨乳!
最近の女子高校生の平均スリーサイズは

B=トップバスト82.3センチCカップ
W=60.8センチ
H=86.1センチ

らしいとコンビニで立ち読みした雑誌には書いてあったけど、
今目の前にいるカノジョのサイズは、どう見ても俺の目ジャーでは、

B=トップバスト95センチGカップ
W=60センチ
H=86センチ

の弾丸ボディだ!

転校した初日、新しい高校の隣の席に、そんなカノジョが座っていた。

「クラス委員の山下結沙(やましたゆいさ)です。よろしく」

はちきれんばかりに揺れるバストの持ち主は、
頭の両脇の高い位置に黒髪をツインテール結びし、
赤縁メガネからはみ出した長いまつげの大きな瞳で微笑んだ。

女の子向け変身プリンセスアニメに出てきそうなカノジョの顔!
ぎゅうぅっとわし掴みにされた俺の心は叫んだ!

こんな甘々な童顔のくせに、その巨乳ボディは犯罪ぎりぎりだぜ!

「こ、こ、こちらこそ、…深瀬恭太(ふかせきょうた)と申しまする…」

カノジョのせいで、
つい俺は、昔よくじいちゃんと見ていた時代劇テレビドラマ『水戸黄門』の侍語で自己紹介をしてしまった。
でも、カノジョは顔色一つ変えず、それを聞き流し、自分の机を、俺の机にぴったりつけてきた。

「まだ、新しい教科書もらってないですよね。今日は私の本を見てください」

カノジョは、俺の座っている椅子に、自分の椅子を近づけ、教科書を開いた。

隣から微かに漂ってくる甘い匂い…桃のような苺のような…

もう目の前の英語の教科書なんか目に入らない。

それに、カノジョのエンジ色のリボンの下の柔らかく白いブラウスの巨乳が、俺の肘にあたってすれてこすれて…。






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