年下彼氏くん


「あれは妬きますよね〜」


またまたイケメン…。


「確か…悠の友達…?」

「俺は勝人です」


メガネが似合う。


インテリイケメンだって悠斗が言ってたっけ…。


その時、勝人くんの後ろからひょこっと出て来た金髪の男の子。


「あぁ!あの時コンビニにいた!」

「覚えててくれたんだ〜!ちなみに僕、秀ね〜!」


可愛い顔…。


ふたりと話してたらいつのまにか人がいっぱい…。


悠もやっと終わったらしく。


みんなに手を振って教室から出た。


「そろそろ抜けるか」

「えっ…?いいの?!」

「いいんじゃね?それより莉華さんは?」


そういえば…


莉華ごめん。


忘れてた…。


「明日仕事だから、謝っとくよ…」

「………」

「今からどうするの?」

「ああ…とりあえず家まで送る」

「わかった…」


やっぱり。


あたし今ちょっと態度変えたのに、気付かないし…。


ヤキモチだって妬いてるのに。


記念日も思い出してくれないし〜…。


悠のバカバカバカ…。


あっという間についたあたしん家。


「じゃあまた!」


なんて言って、急いで帰った悠にイライラ…。


もうほんとに知らない!!







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