* 角砂糖 と 恋 *
次の日。
私は宏樹にも友達にも
明日彰吾さんと
遊園地へ行くことを話した。
「やったじゃん、唯☆」
「がんばんなね!!!」
友達はすごく喜んでくれて
後押ししてくれて
いっぱい勇気をくれた。
「頑張れよぉ!
フラれんじゃないぞ(笑)」
そう言って宏樹も応援してくれた。
夜。
「何着てけばいいの〜〜〜(汗)」
久しぶりの男の子とデート。
告白という一大事な日に
気合いの入れた服を選ぶ。
そういえば、
彰吾との初デートも
こんな感じだったなあなんて
自然とウキウキする気持ちと
ドキドキの緊張と
全部が久しぶりの感覚だった。