孤独な花と孤高の王子
そのうち私の意識もぼんやりし始めてきて、篠宮さんにされるがまま受け入れる。
―――部屋に響くいやらしい音。
その音に恥ずかしくなりながらも、私は篠宮さんの熱を受け入れた。
「真琴。………全部、くれ」
そう言って唇を離す篠宮さん。
せつなそうな苦しそうなその表情に、私の胸は締め付けられる。
「全部…?」
「あぁ。………触りたくてたまんなくて、今はそれしか考えらんない。真琴を愛したい」
熱いまなざしが私を捉える。
…もう、言葉は要らなかった。