蝶々

同棲

＝ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ＝


気が付くと4時限目が終わっていてお昼の時間だった。


いつもみたいに屋上でお弁当食べようと思って


席を立った途端悠に止められた。


＜話あんだよ話＞


『嫌』


大体五十嵐もどうかしてる。


前の席が愁って奴で隣の席を悠って奴にするなんて。


いくら護衛だからって・・・・


こんなの見張り同然じゃん！？


〈聞いた方が良いよ？〉


『・・・・・っ・・』


愁って奴の笑顔見ると反抗できなくなる。


＜御前・・・愁の言う事は聞くんだな＞


『あんたが乱暴だからよ！！』