恋の一方通行


昼休み



不本意ながら私は少し待ち遠しく感じていた


『行ってくるね。』

「行ってらっしゃい。(ニヤニヤ」

紗李亜は朝「隼人が来てる」と聞いて飛び出して
帰ってからはずっとあんな調子だ
ニヤニヤしまくりだっつーの



まぁ、いいや


私は屋上への階段を軽快に駆け上がったーーー……




パァーーーン


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