恋の一方通行






『一生の片想い…か。』

私の声は強い風によって掻き消された



この強風が何を暗示しているのかまだ分からなかった







それぞれの交わらない恋模様

この後の

波乱なんてまだ知る由も無く


明日も隼人に会える事に浮かれている

呑気な私が居た







< 83 / 238 >

この作品をシェア

pagetop