『кαταοмоι』【短編】
再会
そんな風に離れた二人…。

自分から離れたのに、
その後もずっと、彼を忘れる事はなかった。


別れてから2年が経った頃、彼からの電話が鳴った…。


『…はぃ。』


『…久しぶり…。』



この声を、どれだけ聞きたかったか…。

キュンと胸が締め付けられた。



『…番号…、変えてないんだ…?』



『…ぅん。』



彼の質問に、一言答えるだけで涙が出そう…。







『…会えないか?』









…嬉しかった…



…嬉しかった…
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