新撰組〜タイムスリップの恋〜

土方の優しさ

海‥‥‥海‥‥‥

「っ!!」

またこの夢。
諸事事情不安定になると必ずこの夢を見る。

「どうした。うなされていたが‥‥?」

「!?っ大丈夫だ‥!!」
土方に心配されるなんて
絶対嫌だ。

「外の空気を吸ってくる」
スタスタと頓所を離れて町に出た。

近くにあった松ノ木に寄り掛かり、落ち着くのをまつ。

「はぁ‥‥私はどうしてしまったんだ。」

「お前金持ってそうじゃん♪」

「金出せよ。」
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