大好きと伝えたくて





ガラっ




保健室のドアを開けると
ベッドに誰か寝ていた







「…優美

大丈夫?体調悪い?」





すると優美は目を開けて笑った




「…大丈夫だよ

ちょっと暑くて」





優美は汗をかいていた




「大丈夫?

寝てていいよ」




「ううん

もう大丈夫」



すると優美は笑って
起き上がった







…その笑顔にやられた





俺はベッドに乗って

優美にキスをした




「…いきなりですな」





「…いきなりだな」






優美はくすって笑った




そして




「隆ってなんか
経験豊富そうなのに


全くそんなことしないね」





「…なに


して欲しいの?」






「ふふっ


別に隆だったらいいよ」









< 42 / 88 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop