不良彼氏と徒然なる日常
(はやく断ろ、)
もう断るという答えしか浮かばなかった。
だいたい黒崎の横を歩ける気がしない。
黒崎にとっては何かしら意味があるのかもしれないけれど、私にとってはマイナスでしかない。
そう思って受信箱を開けた。
“ ちなみにちゃんとした理由がないなら断んのは許さねぇから ”
「はぁぁぁあ!?」
誘ってきたくせに返事は“はい”しか受け付けないという。
それはつまり強制じゃない?
(おま、これ友だちに対する態度じゃないじゃん……!!)
完全に先手を打たれた。
