不良彼氏と徒然なる日常
(なに、私シメられるの?)
もう黒崎の威圧感がハンパなかった。
でも黒崎とは勿論話したこともないし、目を付けられるようなこともしていない。
普通に、平凡に高校生活を送っているつもり。
「なあ、」
ついに声をかけた黒崎。
それにビクッとして立ち止まってしまった私。
そして黒崎は私の目の前に立った。
黒崎との距離は50cmもない。
かつてないほどの至近距離。
心臓がばくばくと脈打っている。
恐る恐る黒崎を見上げると、黒崎とまた目があった。