BlackLove

「・・・やっぱ、なんでもねぇや!」


「そう。」


あたし、

隆平が何言いたかったか分かるよ?


姉貴を殺した奴らを見かけたんでしょ?

じゃなきゃ、そんな悲しそうな顔しないでしょ。


「凛、交流会、一緒に行こうぜ!」


「は?だって、あれは組の奴らしか・・・・。」


「だって、俺、一応虎組の一員だぜ?」



虎組の一員・・・・?


隆平が?


ありえないしょ。


こんなのんきに暮らしてるのに。



「な、いいだろ?」


「ありえなすぎる!!!!寝る!!!!」


まったく、冗談にもほどがある。









< 146 / 362 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop