BlackLove
「よぉ。」
「どうしたの?」
いつもの尚くんの元気がない。
とっても疲れてるみたい。
「凛ちゃん不足。」
「なに、急に。」
「今日疲れてさー、凛ちゃんの顔、すぐに見たくて来た。」
ほんとはカレカノか!!ってツッコんだほうがいいのかもしれないけど、
尚くんがここまで元気がないとこ、見たことないから。
「とにかく、尚くんの家行こう。おいしいもの作るから。」
尚くんは頷いて
二人で歩き出した。