* 王子と契約彼女 *
* エピローグ




――――――――――――
―――――――――
――――



それは 運命の出会いでした。



「落としましたよ」

「あ、ありがとうございます!」



その子の落とした受験票を拾ったのがきっかけだった。

ありがとうと言ったその子が、俺には小さな可愛い妖精に見えた。



「ここの高校受験するんだね!俺ここの1年なんだっ。受かるといいな!頑張ってな☆」



そう言って俺はその場から走り去った

なんか、心がウキウキしてた

これが一目惚れだなんて、そのときはわかってなかったんだ。



「♪♪♪」

「なに優、ニコニコしちゃって」

「ん?♪今ねえ、なんかいい気分なんだ♪♪」









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