I can …



「四音から?
…柊じゃない?」



彼の友人が
軽い調子で意見する。



「違うだろ。
音質が。
柊荘司じゃない…
奴しか
持っていないんだけどなー…
四音は」



頭をかきながら
男子生徒は耳を澄ます。


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