こい×ばど ー恋×羽球ー 1
『学校では言いにくかったから、メールにした。
俺って、そんなに信用できないか?』
ショウヘイからのメールだった。
「姉貴、わりぃ。メールきた。」
「わかった。頑張って。」
姉貴の『頑張って』の意味はわからなかった。
だけど、だけど…なんとなく…
なんとなく、意味はわかった。
『そーじゃないけどさ…』
『俺、本気でルイちゃんが好きだ。
正直、今でも大好きなんだ。
大生に嫉妬してる。』