動化家
アリサの正体
リクは1階から10階まで隅々まで探し始めた。3階の大きな部屋で笑い声が聞こえた。開けてみると、アリサがいた。アリサ「リクくん、ねぇねぇナル知らない?」リク「ナルさんなら今さっきお金持って出て行きました。」アリサ「やっぱりね。私の名前はアリサ。あんたなにしてんの?」リクはゲームの内容を話した。アリサ「あたしも協力してあげるわ。聞きたい事あったんだけどさ、リクくんは絵を書くの上手いのに何で画家になりたいって思わないの?」リク「僕はお母さんの笑顔見たいから絵を書いてるだけなんだ。」アリサ「親孝行なのね。私には親なんて居ない。でも,よく遊んでくれたおばちゃんがくれたお守りはあるんだ。」そう言ってお守りを見せた。リク「僕と同じお守りだ。」アリサ「本当だ。」アリサのお守りの中には紙切れがあった。“あなたの弟の名前はリクって名前の男の子よ。リクは絵が上手で、耳に小さなほくろが5つもある。まるで星のようなほくろ。”アリサはリクの耳を見た。アリサ「あった。リクくんが私の弟?」リク「僕のお守りの中も見てみる!」リクのお守りの中にも紙切れがあった。”あなたのお姉さんの名前はアリサって名前の女の子よ。アリサは私が施設に預けた子、だから両親の顔や弟の顔は知らないわ。アリサは首に大きなほくろがあるわ。“リクはアリサの首を見た。リク「あった。アリサさんがお姉さん。」アリサ「まさかね…。」リク「お姉ちゃん!」リクはアリサに抱きついた。アリサ「リク…。」リク「会いたかった。お姉ちゃんいる事はわかっていたけどお母さんがなかなか話さないから分からなくて…。」涙を流していた。アリサ「リク…。私には家族が居たのね。今はお母さん探さないと、私も手伝うから!」リク「ありがとう。お姉ちゃん。」2人は手を繋ぎ一緒にお母さんを探した。