動化家
現実は甘くない
リリは町中を歩いて悪人を探していた。みんな見るからに悪人だらけ。リリ「どうしよう。悪人だらけで誰から助けたらいいのか分からないニャ」すると、1人の男が近づいてきた。ロリ「わしゃ、ロリって言う。お前も捨てられたか?」近づいて話した。リリ「私は言葉が喋れる猫だニャ。」男は驚いていた。ロリ「そうか。わしの話し相手になってくれんか。」リリ「いいニャ。」リリはロリに抱えられて、ロリの家に行った。ロリはホームレスでダンボールに住んでいた。リリ「ホームレスかニャ?」ロリ「あぁ。悪いな。」リリ「ロリさんは、どうしてホームレスになったんだニャ?」ロリ「強盗に入られて、お金を全額盗まれて、家を失い、妻は病気でなくなり絶望の淵に立たされた時、シューケルが来た。未練がないなら、捨てられた都に来いと。」リリ「そうだったんですかニャ。泥棒の顔とか分かるかニャ?」ロリ「あぁ。」ロリは紙を渡した。ロリ「泥棒の似顔絵だった。」リリ「私、探してみるニャ。」ロリ「ありがとう。これを持って行きなさい。」ロリに食べ物をたくさんもらった。小さな袋に入れて泥棒を探した。町中を歩いていると、ゴミ袋を被せられた。リリは運悪く、猫を食べる男に捕まってしまったのだ。
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