人形劇~捨てられた人形と運命共同体~

運命の日

朝起きたナズナは、長距離をあるったような感じに足が重く下半身がマヒしているような感覚になっていました。

「う…動けない…まるで何かに足が挟まっているような…」

その頃線路にいるであるだろうアリーナは…線路に足を挟めて電車が来るのを待っていました。

「オハヨウナズナチャン。」

線路にいるまま話したアリーナの声が今だ起きたばかりのナズナにも聞こえていました。
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