内緒の保健室
「んー…ちょっとケンカしたってゆうか…まぁ俺は、全然やる気なくってさ…」
ケンカ…。
『そ、そうなんですか…』
一瞬少し、聞いて後悔した。
「唯は、何かあったの?そういえば、なんか暗くない?」
『っ…』
「俺ね聞くの上手なの」
そう言ってニッコリ微笑む、奏太…くん。
『じゃあっ…話します』
なんか奏太くんには聞いてもらいたくて、話す事にした。
全部、気付いたら話してた。
奏太くんは、ただ黙って聞いてくれた。