内緒の保健室
ありえない展開に ☆唯side☆
翌朝。
『行ってきまーす…』
昨日奏太くんが聞いてくれたから、少し気が楽になった。
そして、学校に向かう。
「唯ちゃん、おはようっ」
学校につくと、なぜだか変な笑みを浮かべる篠沢享也。
『な…、何よっ…気持ち悪い』
「ひどいねー…昨日の事は忘れちゃったの?」
『え………』
篠沢享也が1枚の写真を見せた。まぎれもなく、それは昨日の放課後の蓮斗とあたし。
「ま、忘れたとは言わせないけどねー…」