内緒の保健室

「あのっ…本当ごめんなさい!!」
深々くあたしに頭を下げる砂紀…さん。

『へっ?え…いやー…あのー』
しどろもどろになるあたし。

「あの時あたし、前の彼に裏切られて…なんか荒れてたの…。関係ない人までっ…巻き込んじゃったなんて…知らなくて…」

『……………』

「あたし、今から享也に本当の事話してくるね。じゃないと、安心して幸せに暮らせないから」
< 205 / 312 >

この作品をシェア

pagetop