【完】ラブ☆パワー全開

ピンクのヘルメット




今年も終ろうとしている最後の日。



仕事は休み。

予定もない。


大晦日といえば、
大掃除したり。

新年の準備したり。



世の中は忙しいはずなのに……



あたしといえば、
未だベッドでゴロゴロと転がっているだけ。


というか、頭を抱えて悩んでいる。



一昨日の仁が頭から離れないんだもん。


ヤキモチを妬いてくれたのは嬉しいんだ。

うん、素直に嬉しい。

だけど……仁にこんな想いをさせているあたしは、いいのかな。

って思う。



仁は待つって言ってくれたけど、いつまで?

いつまで待ってくれるんだろう。

そして、あたしは待ってくれている事に慣れたりしない?

いつか仁が待っているという事に慣れて、
気付けば仁が居なくなってた。
そんな事はない?



ちゃんと思ったことを
伝えれば上手く付き合っていける事なんて、百も承知。


だけど、どこまで伝えていいの?

どの辺から重くなる?


それがわからない。


わからないから恐くて、何も言えなくなる。


あたしと仁しか居ない世界にして欲しい。

なんて超バカげた事を言ってしまいそうになっちゃうんだけど。



あぁ、やっぱ駄目だぁ~。




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