HINEKURE～ヤマトノオロチの巻～

彩乃
「貴方に何が分かるのよ!!大好きだったママが、交通事故で死んだのよ。その運転手は、お酒を飲んでいたのよ。ママが死んだのに、その運転手は懲役三年で出て来るのよ。しかも、回りのみんなは哀れむだけで、何も分かってくれない。こんな世界間違っているだからよ!!」
陽さんが座りながら泣いている彩乃をギュッと抱締めて、優しく
「大変でしたね。あなたの辛さは分かりませんが、今泣いてください。」
彩乃は一掃泣き出していった。
陽さんはギュッと抱締め続けた。
いつの間にかいつもの黒髪に戻っていた。
陰が
『俺に変われ!!』
陽さん
『ダメです。女性には優しくしなきゃ。』
陰
『テメ～、今男の体だぞ。今の状態じゃ～、女たらしじゃね～か!!』

『貴方も女たらしでしょう。』

優輝が
『その人今日は俺の家に連れて早く休もう。俺なんか疲れたんだけど。』

「分かりました。」

彩乃を優輝の家に連れていった。