HINEKURE~ヤマトノオロチの巻~
(真~!?)
優輝が
「真って、男じゃないっけ??」
霞が
「え!!女の子だよ。小さい時は、男の子みたいだったけど、女の子だよ。」
真が優輝の顔を覗き込む。優輝は少したじろいながら、
「知らなかった。」
真が
「久しぶりだね!!霞ちゃん!!優輝も、」
真の顔がニヤニヤし始める。
(あの顔は!!)
優輝が逃げようとした瞬間、優輝の襟を掴んで優輝にプロレス技の十文字固めを決める。
「いたい!!いたい!!」
優輝が叫ぶ。霞が近くにいた彩乃に説明する。
「優輝の親戚で安部真ちゃん。小さい時はよく遊んでいただよ。」
優輝が十文字固めを決められながら、
「遊ぶ??ちげだろ!!このプロレスオタク、俺にいっつもプロレス技の実験台にしてただろうが!!」
真がニヤニヤして
「そんな口聞いていいのかな??」
十文字固めをさらに絞める。
優輝が涙目になりながら
(しかも、かなりのSだし!!)
霞が笑っていた。彩乃もクスクス笑っていた。
真が十文字固めを決めながら
「霞ちゃん!!今日から私コイツの所で泊まるからよろしく!!」

「あと、この彩乃も今泊まっているから!!」
彩乃
「…よろしく。」
真が
「何!?優輝、同棲生活??」
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