君の魔法がとける瞬間(とき)

花火と流れ星



「ねぇ〜!皆で花火しない??」




「いやいや、いま何月だよ」


響さんに突っ込まれる愛舞さん。


だっていまは…


12月。


…凄い寒い季節です。


外、小雪が舞ってます。



「寒いだろ、バカ」


碧空さんは本気で嫌そう。


「ねぇ〜!ハルさん!
お願い!家にあったんだ〜!何だか急にやりたくなったんだよ〜」



「お前なぁ…。まぁいいよ。佑月もするか?」


「佑月も…?」



「…イヤなのか?」


愛舞さんの表情が固まる。

私…なんかしたかな。
そういえば、最近話してない気がする。



「い、愛舞さん?僕はいれてくれないんですか?」





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