君の魔法がとける瞬間(とき)



「もう時間です。行かなくちゃ…」




「おい、佑月…」




「心配しなくても、必ず帰ってきますから。内緒のはずだったのに、バレてしまったので…ちゃんと会いに来ます」




「はは…内緒か。水臭いんだよ…。約束だぞ?戻ってこいよ」





「はい!陽斗さん、愛舞さん、響さんによろしくお伝えください。そして…ごめんなさいと、言っといて下さい」





「それならちゃんと、本人たちに言えよなぁ〜!」





「えっ…!?」




視線の先には…陽斗さん、愛舞さん、響さんの三人がいた。



「皆さん…!皆さんも…来てくれたんですか…」






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