わんことにゃんこの愛し方
「いーよ、俺がこぐ。」
「なんで?」
「なんでって…絵的に?」
「なにそれ。」
確かにあんまり女子が漕ぐ側ってみないけど…
いちいち誰がどうだとか言ってる暇ないんだけど!!
「私まで遅刻する、早くのって。」
「そんな遠慮せずに…俺重いよ?」
確かにそんだけタッパあればね…
明日には足が競輪選手並みに成長してるかもしれない。
しばし考えてると、奏がいたずらっぽく笑う。
「ホントに俺後ろでいーの?どさくさに紛れて思いっきり抱き着いて胸触っちゃうかもだよ?」
…なんとなくこいつならやりかねない。
仕方なく私はサドルから降りた。