わんことにゃんこの愛し方



「いーよ、俺がこぐ。」

「なんで?」

「なんでって…絵的に?」

「なにそれ。」

確かにあんまり女子が漕ぐ側ってみないけど…

いちいち誰がどうだとか言ってる暇ないんだけど!!

「私まで遅刻する、早くのって。」

「そんな遠慮せずに…俺重いよ?」

確かにそんだけタッパあればね…

明日には足が競輪選手並みに成長してるかもしれない。


しばし考えてると、奏がいたずらっぽく笑う。


「ホントに俺後ろでいーの?どさくさに紛れて思いっきり抱き着いて胸触っちゃうかもだよ?」


…なんとなくこいつならやりかねない。


仕方なく私はサドルから降りた。



< 101 / 295 >

この作品をシェア

pagetop