わんことにゃんこの愛し方




『大丈夫、心配ないから。』


俺にだけ聞こえるように呟かれた声。

通りすぎていくときに見えた横顔は、いつも通りきりっとしていた。


でもその瞳はいつもより陰っていて、

すぐにその顔は強がりなんだときづいた。



何もできないことに、イライラする。



「おい、犬飼、早く席に着け。」


朝折角セットした髪をガシガシとかき回してから、

俺は自分の席に戻った。




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