わんことにゃんこの愛し方




冷たい視線、温かいのは右手だけ。

私を甘やかしてくれる大きな手はもうどこにもないの?

あの柔らかい笑顔は、もう私には向けられないの?

そう思うと、私の頬を静かに涙が滑って、アスファルトに落ちた。


気付けなかった。

奏がこんなにも私に必要なんだって。

奏に嫌われたくないんだって。




< 159 / 295 >

この作品をシェア

pagetop